ii話し(良い話し)

theHOUSE藤内です。
移動中に美術の本を読んでます。
美しさとは何か?
自分なりにデザインとはなにか?
という定義はあるのですが
美しさとはなにか?
という問いの中で、カリグラムという
概念を知りました。
カリグラムとは活字または手書きの字が
作る形が重要な位置を占める詩形こと
だそうです。
ちなみに。。
2ちゃんねんとかで使われている
文字で絵を描くやつ
とはちょっと違いますww
それは⬇︎⬇︎⬇︎アスキーアートと
言われるもので全く別物です。
∧ ∧
~′ ̄ ̄(´ー`)<アポーン
UU ̄ ̄ U U
↓
∧ ∧
~′ ̄(´ー`)<ポヨーン
UU ̄ U U
↓
____ ∧ ∧
|\ /(´~`)\<ウニーン
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |=みかん=|
\|_____|
話を元に戻して。。
このカリグラムを元にして、Appleで
使うフォントを変えたのがスティーブ
ジョブズだそうです。
そう言われたら、AppleとかAdobeの
フォントは昔から綺麗でした。
下の図の様に、プログラムを組む人の
立場からしたら、文字の大きさは一つの
同じ大きさの箱の中に1文字入ってる方が
情報の羅列がしやすく、簡単だそうで
(等倍フォントというそうです)
その等倍フォントより文字の美しさを追求した
プロポーショナルフォントと呼ばれる
ものは、それ自体がどの文字列になって
も美しく見えるように作られてます。
もちろん、美しさを追求したので
効率的ではない、不均一な箱の中に
文字を並べるやり方はプログラマー
泣かせなのは明らかでした。
特徴的なのは。。
小文字の i は横幅が最も狭く、 w は1番幅
が広いこのバランスを1文字1文字並べて
いって美しさを見てみた
この小文字の i の並びにこだわったから
のちに小文字の i が良く使われる様に
なったと。。。
まさに芸術の域。。。
後世の美しさを追求して作った執念は
さすがだと思います。
美しい家を追求する弊社はアートの勉強
は欠かせないと思いながら本を読んでます。
